今回のブログは、「親指のつけ根の痛み」についてをお話します。
ここ最近、来られる患者様で多いのがこの親指のつけ根の痛みなんです。
風呂の桶で水をすくった時に痛みが出る
お箸を持つだけで痛い
何かをつまむと痛い
ずっと痛いわけじゃないが、ふとした時に痛い
などなど、
けっこう親指のつけ根の痛みで悩まれている方が多いです。
そういう方に共通していることがあります。
肩こりです!
自覚症状がなくても肩の筋肉がガチガチな方が多いです。
これは何を意味しているかというと、肩関節を上手に使いこなせていないという事です。
人間の体は、何かを手で持つにしても親指や中指だけでなく、手首、肘、肩の関節が連動して動くことにより負荷を少なくして体を使う事ができます。
ところが肩や肘を上手に使えていない方は、全て手首や指の力だけで物を持ったりしてしまうのです。
するとどうなるか?
もちろん親指のつけ根にばかり負荷がかかり痛みが出たり、手首に痛みが出たり、それだけではなく肘や肩にも痛みは出ます。
では、結局何が大事なのか??
体の不器用な部分の動きを良くしてあげて、しっかり連動して体を使えるようにしてあげることです。
どこかが足を引っ張ると、全体の流れが悪くなり、そのしわ寄せはどこかに来ます。
「 それが痛みです 」
なんでもそうですよね、スポーツでも仕事でも、、、
連携、連動が大事なのです。
治療もそうです!
逆算して不器用な部分を治していくと、おのずと体は良くなってきますよ。
体の痛みで悩まれている方は、一度ご相談ください。