パフォーマンスを上げることにこだわる岸和田の整骨院 大城です。
今回は、少年野球の手首の痛みについてお話します。
このケガは野球だけでなく様々なスポーツ、家事、仕事などでも起こりえるので手首付近に痛みがある方、
なかなか痛みが取れない方は参考にして下さいね。
1,2週間前に野球してる最中に急に痛みが出て手首付近の背側の骨が突出していた為、整形外科に行かれました。
レントゲンを撮り、骨に問題はなく「湿布を貼って様子をみましょうか」と言われたみたいです。
しかし痛みは日に日に悪化し、最初は野球してるときだけ、特にバットを振った時に痛みが強く出てたのですが、最近は学校で鉛筆を持つだけで痛いと、、、
それから当院へ来られました。
最初に患者さんのお話しを良く聞かせてもらい痛みのある手首を診せてもらいました。
あきらかに健側と患側での左右差があり、患側の骨が突出しているように見えました。
症状は、手首の外転痛 掌握痛 圧痛が著明に出ていました。
レントゲンでは骨に異常はないと聞きましたが、検査をおこないレントゲンでも骨折が映らない場合があるので安心はできません。
今回直接ケガに関わっていた筋肉は、長短橈側手根伸筋という筋肉でした。
筋肉の緊張は強く、その筋肉が収縮し筋肉の付着部である手首背側に強い牽引力がかかり突出したものだと思われます。
当院の筋肉治療で関節に動きを入れながら施術をおこないました結果、一回で痛みはグッととれて軽減されました。
それから数回施術を重ね、ほとんど痛みと患部の突出はなくなってきたのですが、 本来、野球を週に2,3回練習しただけでは、このようなケガに繋がることはまずほとんどありえません。
ではなぜケガに至ったのか??
それは患者さんの肩関節の硬さからくるものでした。
その動きの悪さが肘に負担をかけ、手首にまで至ったのです。
今回の痛みだけを取り除くのであれば、この数回の施術で大丈夫。
しかし肩の柔軟性は治ってないのでまたいつか痛みをぶり返すでしょう。
そこまで踏まえて考えると治療というのは、その痛みの場所ではなくどうしてなったのか?
その原因をしっかり改善させて初めて完治となるのです。
その患者さんは肩の関節だけではなく、胸郭の回旋、股関節、膝、足首、つま先までしっかり動きがでるようにして、ケガのしにくい体を作っていこうと思っています。
そうすることで結果、パフォーマンスの向上にも繋がるのです。
皆さんもずっと元気な体でいられるように、マッサージやストレッチなど体のケアをしっかりしてあげて下さいね。
スポーツはもちろん!仕事、家事、介護、ただ生活しているだけで身体の筋肉は疲労を溜め、緊張しているのです。
「どうやってケアをしたらいいのかわからない」
「どうやってストレッチをしたらいいのかわからない」
「自分ではどうしてもサボってしまう、長続きしない」
そういった方は大城整骨院が全力でサポート致しますのでお気軽にご連絡下さい。